ガス価格下落とプラグパワー(PLUG)
めーめーおじさんです。
私の主力銘柄であるプラグパワーの株価がここ最近の地合の悪さもあり、株価下落が止まりません。過去70ドルぐらいまで上がったこともありますが、現在では12ドル前後と株価は大暴落となっています。
私の取得単価は約9ドルなのでまだ余裕はあるものの、ポートフォリオに占めるプラグパワーの割合が大きくて、ここまで落ち込んでしまうとなかなか厳しいものがあります。
株価が厳しい理由は色々とあるのでしょうが、結局のところ利益がこれまで黒字になったことがない万年赤字企業であるというのは否定できない事実でしょう。
プラグパワーは今後株価を大きく伸ばしていくには利益面の改善、黒字化を進めないと厳しい状況は続くでしょうが、今の状況から少し好転の兆しが出てきました。
そうなんですよ。今はガス価格がかなり下落してきているんですよね。これまでガス価格の高騰の最大要因はウクライナ情勢が大きく影響していたわけですが、欧州の在庫積み増しと、例年以上の暖冬の影響を受けて大きく下落しているようです。
第3四半期決算での株主レターにも書かれていましたが、水素の生産に天然ガスを現状使わなければいけないプラグパワーにとって、収益に大きく悪影響を与え続けてきたわけですが、ようやく改善の兆しが出てきました。
赤字要因は天然ガス価格高騰以外にもあるわけですが、それ以外の部分は今後のガイダンスでは2023年に14億ドル、2026年に50億ドル、2030年には200億ドルの売上を想定しており、これに伴って利益率は改善、黒字化していく想定となっています。
今後はグリーン水素プラントも稼働していくわけで、天然ガス由来の水素生産比率は下がっていく事も想定は出来ますが、最近の相場価格下落は短期的には歓迎される状況だと考えられます。
まだまだウクライナ情勢は見通せませんし、今後数年はこの状況が続くかもしれないという前提で考えれば予断を許しませんが、いずれにせよプラグパワーにとって最悪期は脱したのではないかと感じるわけです。
金利上昇の影響も大いに受けて株価は暴落しているわけですが、依然豊富な現金を抱えていますし、確か最大の取引先であるAmazonにワラント債を発行しており、行使価格が23ドル程度だったと記憶しておりますので、ここまでは株価は戻してくるだろうとは考えていますがどうでしょうか。
現時点でのアナリストによる価格目標も約29ドルですから、それだけで比較すると現在の株価水準は低すぎるとも言えます。ここまで上昇すれば2.4倍ですから面白い銘柄だと思います。
私としては長期目線でガチホ方針なので、ただただ耐え忍びながらその時が来るのを楽しみ待っていたいと思います。
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