【購入】ICLN(2021.01.06)QQQからクリーンエネルギーETFへスイッチ
めーめーおじさんです。
明日(1月7日)にも日本は緊急事態宣言が出そうな中で、米国では昨年から話題になっていた南部ジョージア州での上院決戦投票の開票作業が続いています。
どうもそういった事情に詳しい現地人のツイッターを見ていると、予想に反して民主党候補が僅差ではありますが優勢になっているようです。
もともと共和党が強いエリアだったそうですが、今回万が一民主党が議席を獲得することになると、上院・下院・大統領の3つが民主党が制するトリプルブルーの完成です。
これにより大方の予想としては、ハイテクグロース株が売られるだろうという事ですね。特にこれまで米国株式市場を牽引してきたナスダックについて厳しい戦いになりそうです。
私が保有するQQQについては、最初コロナショック真っ只中に買付を行い、途中大きく買い増しながら若干の含み益を抱えるまでになりました。
しかし、今回トリプルブルーになる可能性が非常に高まったため、QQQを保有していた前提条件が崩れたため、一旦利確することとしました。
個人的には、今回の選挙については共和党が無難に勝って上院の過半を握ることで議会がねじれ、大手ハイテクのGAFAMに対する締め付けが緩むと踏んでいました。
QQQはGAFAMをバランスよく組み入れており、これまで米国市場を牽引してきた事は事実ですが、今後が不透明になったのと、ハイテクETFであるVGTは売るつもりもありませんので、VGTへ組入れがないアマゾン、アルファベットの2社についてもVTIで実質保有している事を考えたら、一旦利確しても良いかと考えました。
じゃあその資金をどこに移すかということですが、バイデン政権、トリプルブルーになることで一番株式市場で恩恵を受けそうなセクターはどこだろうと考えた時に、クリーンエネルギーセクターだと考えました。
既に周知の通りですが、バイデン氏は今後景気対策も兼ねて2兆ドルもの巨額なインフラ投資を公約に掲げています。特に環境分野への投資を約束していますから、中長期でクリーンエネルギー関連銘柄が注目される可能性が高まりました。
現在、私の保有銘柄にはPLUG(プラグパワー)、RIDE(ローズタウンモーターズ)という2つの関連個別株を保有しています。
基本的にセクターが被っていますし、以前記事にしたBLNK(ブリンクチャージング)への投資を検討していましたが、今後幅広く同セクターの企業が恩恵を受ける可能性と一定のリスク分散を図るために、ICLN(iシェアーズ・グローバル・クリーンエナジーETF)への投資を決めました。
他にも関連ETFはありますが、ICLNが最も経費率が安いのと、EV関連銘柄の割合が低いのをという理由で決めました。
また、バイデン・民主党政権になったことで、実行可能かどうかは別にして、基本路線は増税と大型財政出動だと思います。
長期金利も急上昇していますが、株式市場へ短期的にネガティブな影響が出る可能性が高まっていますが、別の見方をすれば『増税による富の再配分がクリーンエネルギーへ集中する』とも言えるのではないでしょうか。
それを考えると、ICLNという選択は悪くない様に思います。まあETFの宿命でこれはいらないという銘柄も入ってきてしまいますが、個別銘柄を保有するよりもETFの方が無難で良いだろうという判断となりました。
現在株クラ界隈で話題のETF「ARKK」がありますが、それ以上のパフォーマンスをあげている銘柄ですから、国策に売りなしという格言通りしっかりリターンをもたらしてくれることを期待しています。
ちなみにQQQの損益は?
購入単価:278.75ドル
売却単価:306.82ドル
株数:11株
損益:+308.77ドル(+10.1%)
投資して1年も経たないでこのリターンは普通に優秀ではないでしょうか。当然私の事ではないです。QQQという銘柄がです。
10年以上の長期投資を考えていれば、今回の出来事も些末な問題である可能性が高いですが、今回は自分の前提条件が崩れたため躊躇なく全売りしました。
あまりコロコロと売買したくありませんが、また事情が変われば意固地にならず素早く行動する柔軟さも持ち合わせたいですね。
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