【20年2Q決算:AWR】公益セクターの強みが感じられた決算内容
めーめーおじさんです。
保有銘柄のアメリカン・ステイツ・ウォーター(AWR)が、2020年第2四半期決算を発表しました。毎度のことながら、数字を見ていると公益セクターらしい手堅い内容だったのではないでしょうか。
悪く言えば「面白みのない」内容だなあと眺めていましたwww
EPS:0.69ドル(予想0.69ドル)対前年▲4%
収益:1億2128万ドル(予想1億2328万ドル)対前年▲2.7%
【事業セグメント別EPS】
水セグメント:0.54ドル(+5.9%)
電機セグメント:0.03ドル(+300%)
契約サービスセグメント:0.12ドル(±0%)
上記のような内容だったわけですが、売上についてはアナリウト予想を超えられませんでしたが、EPSは前年を超えてきましたが、主力の水道事業が大きく利益を押し上げる結果となっています。
正直なところで特筆すべき内容があまりなく、本当にこんなものかという感じです。公益セクターの会社はこんなものでしょうか。
売上は前年を下回ってしまいましたが、水道事業が▲1.2%、契約サービス▲8.8%と、この2つのセグメントが前年を割り込みました。
しかし、上期で見れば合計で+1.8%増と、そこまで気にする必要もないのかなと感じています。やはり事業内容が安定しているのと、定期的な値上げにより収益状況も安定しているため、保有していてとても安心感があります。
ロバートCEOのコールも見ていますが、この先2022年~2024年の新しい水道料金を申請中とありましたので、将来的に更に水道料金の値上げにより、収益性の改善に繋げてくれるものと予想出来ます。
今回AWRは66年間連続増配の記録を打ち立てました。
【配当王】AWR圧倒的66年間増配
AWRは株主に対しての還元姿勢がしっかりしており、他の追随を許さない増配もこういった安定(定期的な値上げ)した収益により支えられており、現在の配当利回りは2%を切る水準ですが、保有し続けていれば将来的には安定した高配当株へ化けてくれるものと考えています。
現状の株価は市場平均を下回っていますが、この安定感こそ同社最大の保有メリットだと考えていますので、今後もホールドを継続していきます。
※前回決算の記事になります。
【AWR】2020年第1四半期決算→公益らしい手堅い内容とコロナの影響
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