【テンバガー】投資家の夢!?株価10倍を目指す方法
めーめーおじさんです。
本日ネットニュースを見ていたらこんな記事が出ていました。
『他の投資家が手放したときこそチャンス!?狙え「逆テンバガー」』
※元記事はこちらから
簡単に説明すると、テンバガーと言えば株価が10倍になった銘柄の事をいうわけですが、テンバガーを狙うのは難しいけども、株価が大暴落した「逆テンバガー」の浮上を狙う手法の方が大化け銘柄を捕まえやすいとの事です。
さて、そこでいくつか取り上げられていた銘柄の暴落率が高い銘柄のチャートを紹介していきます。
どれも1年間の下落率は凄まじいものがあります。まさに株価が半分以下になっているわけです。こういった銘柄は何らかの問題(業績悪化・不祥事etc)を抱えており、この不安要因が取り除かれたら株価が反転するとのことです。
この手の記事が出てくるのは警戒しますね
そもそも株価が下がる要因は様々な理由が考えられるわけですが、上がる理由も然りで価値が半分になった株価が元に戻るとは限らないという事をこの記事は触れていません。なぜ上記のチャートを描いていながら、株価が10倍に短期間で上昇するか理解に苦しみます。
※上記銘柄を詳細に調べたわけではないです。
元記事の最後にこう締めています。
「方針転換や不安要素の払拭など、暴落銘柄の反転を可能にする情報についてアンテナを貼っていれば、「逆テンバガー」で儲けることも不可能ではない、かもしれない。」
こういうのを草が生えるというのでしょうかwそもそもよっぽどの凄腕デイトレーダーであっても、不安払拭要因を常にアンテナを張っていていようが、市場にそれが織り込まれる前に仕込むことは不可能です。何故なら、パソコンの先には何千、何万という自分を遥かに超越した天才たちとハードを揃えたプロと戦っているわけですから、それらを出し抜くなど到底出来ないと一般投資家は身の程を知らなければいけません。
しかも上記のように「かもしれない」って何ですかね。投資はあくまで自己責任とはいえ、このような無責任な記事に怒りを覚えます。
こころトレード研究所って何?
この記事に出てくるこころトレード研究所って何かなと興味を覚えました。一線級の投資サイト・ニュースには当たる外れるは置いておいて、有名処の証券会社などのアナリストがコメントを寄せるものですが、安っぽい会社?の所長さんがコメントしていますね。
そのHPを覗いてみるとトレード指導とありますが、4日間1クール35万円だそうです。しかも講師は1人しかいないっていうw
そもそもメンタルケアって何なんだろうって思いますが…。
これを高いか安いかはその人の価値観によって変わると思いますのでこれ以上は何も言いません。しかし、テンバガーを狙う初心者(サラリーマン)投資家にはこれだけ知っておいてほしいと思います。
上記チャートは言わずと知れたS&P500のチャートになります。過去を振り返ると、約30年をかけて10倍になっていますね。あの投資の神様バフェット氏もこう言っています。
「ゆっくりお金持ちになるのは簡単です」
この言葉が全てだと思います。誰もが早くお金持ちになりたいのは当たり前なんですね。但し、こういった自制の効かない投資家を狙い撃ちするような記事が出てくると少し警戒してしまいますね。
今後こういった記事に射幸心を煽られた勉強不足の投資家が増えてきたら、それこそバブルに突入して弾ける間近だと考えるからです。
とにかく私は言いたいですね。
35万円分のVOOを買って30年間塩漬けしろ!
っと。
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