【20年1Q決算】コカ・コーラ買い増しを考える理由

めーめーおじさんです。

保有銘柄であるコカ・コーラの20年第1四半期決算が発表されました。決算内容は比較的良かったのではないでしょうか。しかしながら、次の四半期決算に不安を残す内容となっています

※コカ・コーラHPより引用

決算資料によると、EPSは0.51ドル(予想0.44ドル)、売上高も86億ドル(予想83億7千万ドル)と、どちらも予想を超えてきました。

地域別では中国が苦戦したものの、その他のエリアは堅調に売上は伸長したようです。カテゴリ毎の売上では、やはりゼロシュガーが好調でコーラブランドが+1%と伸長しました。

それ以外では、水・スポーツドリンクなどが好調だったようです。詳しくはこちらからHPにアクセス出来ます(こちらから参照)。また、日本人投資家から人気となっている銘柄となっていますので、米国株ブログ村のトップブロガーの方々のブログを見て頂ければ決算内容は簡単に丸わかりです(いつも通り雑っ!!!!)

私が気になった内容をまとめます

決算内容文で気になった部分を抜粋していきます。日本語訳間違っていたらごめんなさいw

「コロナパンデミックが世界的に広まり、世界中で消費者の購入パターンが変化した」
「外出先でのチャネル(映画館など)が大幅に減少。ネット通販などは増加したが、外出先チャネルが会社の収益の半分を占める事から、第2四半期に大きく影響を与えそうだ」
「4月から世界的に約25%の販売量の減少に見舞われている」
「現時点では、マクロ経済の回復ペースと内容に大きく依存するため、2020年第2四半期、通期の業績に与える影響は不明です。ただし、第2四半期への影響は重大です」

とあります。日本も外出自粛の影響で様々なところに影響が出ていますが、海外に目を向ければ更に厳しい外出規制が敷かれています。

その中でも外食チェーンや娯楽施設などの小売店以外での販売急減が大きく業績に与えているようです。また、経営陣はその影響を読み取れないと宣言しています。

この先どうなるかわからないという不確実性と業績悪化懸念から、一層の株価下落が見込まれるのではないでしょうか。

しかし、ここで私がコカ・コーラに悲観的にはならない、逆に買い増しするチャンスだと感じている理由があります。

それは前回の決算からコロナ発生前までは堅調に業績が推移していた事実と、好調なオンライン販売があります。

買い場と感じている理由

ここからは私の主観がかなり入ってきますが、こういった危機的状況で売れるものは、比較的幅広く全員に知られているブランドが売れる傾向が強いと感じています。

特にコカ・コーラはオンライン販売が急激に伸長したようですから、コロナの追い風を受けたとはいえ、しっかり消費者に選ばれているというのがわかります。

また、今回のパンデミックの対する危機管理の他にもこのような事が書かれていました。

「ビジネスのあらゆる側面を見直し、顧客と消費者へ最善のサービスを提供し続けるため迅速に動いています」
「小売業者と宅配サービスの両方をサポートするために、電子商取引へ投資を増やし、オンライン販売に適したパッケージサイズにシフトし消費者との取引のプロモーションをデジタルに再展開します」

と書かれています。同社は現在非常に厳しい環境にありながらも、それでもその環境に迅速に対応していこうとしています。

過去の危機的状況も乗り切りながら58年間増配をしてきた企業ですので、現在の優秀な経営陣のもとで間違いなく長期的には業績を回復させてくるでしょう。

決算資料にも「一時的なもの」と書かれている通り、いつまでコロナ問題が続くかは予想出来ませんが、長い目で見れば一時的なものになる事は間違いありません。

莫大なキャッシュを生み出し続ける会社だと改めて資料で確認出来ましたし、ここで株価が一段と落ち込むことになるならば、長期投資家にとっては買い増しする好機となるのではないでしょうか。

どこでドカンと下げるかはわかりませんし、もしかしたら株価は下がらないかもしれません。

なので私は、やはり一気に資金を投入するのではなく、毎月15日という自分で決めたルールに従って投資を継続したいと思いますし、コカ・コーラへの投資は今後も継続していこうと考えています。

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