【RPRX】ロイヤリティー・ファーマ 予定通りの配当と今後の投資方針(ガチホールド&ナンピン)

めーめーおじさんです。

9月2日にロイヤリティー・ファーマ(RPRX)が四半期配当を発表しました。同社HPによると、

NEW YORK, NY, September 2, 2020 – The board of directors of Royalty Pharma plc (Nasdaq: RPRX) has approved the payment of a dividend for the third quarter of 2020 of $0.15 per class A share.

という事で、1株あたり0.15ドルの配当支払いを発表しました。それ自体はもともとの予定通りであり、現在の株価が39.78ドルですから、配当利回りは約1.5%となります。

これが高いか低いかはさておきIPO後の株価は低迷しており、私自身もそうなのですがIPO直後に投資をされた方々については、現在結構な含み損を抱えているのではないでしょうか?

私の平均取得単価は47.7ドルですから、トータルで-16.6%と保有銘柄で最も含み損が大きくなっている銘柄と化していますw

IPO直後が最も株価が好調でしたが、好決算を発表したにも関わらずジリジリと株価は下げ止まらずに下落する一方です。こういった状況ですから、勢いで投資をしてしまった投資家は既に投げ売りしてしまったという方も居る事でしょう。

しかし、ここで一旦立ち止まって考えたいのは、同社のビジネスモデルの圧倒的稼ぐ力です。専門知識を持った少数精鋭の社員で運営される同社は固定費とはほぼ無縁であり、収益もパテント収入から得ているわけですから、新薬の開発リスクを最低限抑えながら利益の最大化を図れる化け物のような会社なわけです。

確かに今後2年内に大きなパテント切れを迎える新薬がありますが、引き続き有望な新薬へ投資を継続しているわけですから、大きく現在の収益構造が崩れるとは考えにくい状況です。

個人的には株価の各種指標はあまり重要視しないで、その会社の事業内容と成長性を見ながら投資をしていくスタイル(雰囲気投資家w)なのですが、流石にこのレベルの企業でPERが13前後というレベルですから、めちゃめちゃ割安なのではないかと感じています。

日本企業の平均値が大体PER15、今をときめくハイテク企業であるズームはPER400と、日系企業よりも指標が割安で尚且つ、ハイテク全盛の米国株ではPER100桁台がゴロゴロしている中で、なぜこんなに稼げる企業がここまで割安で放置され、更に売られているのか理解出来ません。

これもあまり拘りがないのですが、グロースやバリュー投資と投資方針において様々な意見があるかと思いますが、こういった銘柄こそがバリュー銘柄と言えるのではないかと個人的には感じているのですがどうなんでしょうか。

確かに株価というのは詰まる所、投資家による人気投票という側面もあるので、どこまで良い決算を出そうが注目されなければ株価は上がらないわけで、そういった意味では現状を説明出来るのかもしれません。

しかし、個人的にはRPRXへの評価は非常に高く、この低評価(株価低迷)の今こそ今後そうそう訪れる事がない買付ポイントだと考えています。次回定期買付日が15日ですので、最優先に買い増し(ナンピン)していきたいと思います。

天下のビザ(V)もIPO直後は株価低迷していた

今でこそ時価総額で世界トップレベルの規模まで成長した世界的大企業のビザですが、IPO直後は株価が低迷していたことが見て取れます。

ビザが株式を上場してから約3年間の株価チャートを切り取ってみてました。上場後株価は約20ドルまで上昇し、その後下落し再度最高値を付けるのに1年以上も経っています。

更にそこから株価は低迷し、ようやく現在まで続く上昇軌道に乗っかるのは上場後3年以上も経ってからとなっているのが現実です。

最近までビザさえ買っておけば間違いないという相場が約10年続いてきたわけですが、こういった事実を見ている投資家さんはどの程度いるのでしょうか。

このチャートを見る限り、IPO後に投資を行った投資家さんは相当辛い思いをしてきたのではないかと想像します。誰しもが短期で金持ちになりたいと考える事を考えると、この期間で諦めて売ってしまった投資家さんが相当数いたのではないかと思います。

しかし、我々が知っている通り、現在に至るまでの株価推移は下図の通りになりますね。

もう美しいばかりのチャートを描いていますw株価も10年で10倍です。これだけ見れば簡単そうに見えるんですけどね。だからこそRPRXは当時のビザと同じような状況でいるんじゃないかと感じています。

完成されたビジネスモデルで今後も大きく稼ぎ、今後ヘルスケア市場拡大の追い風を受ける事が間違いないRPRX株については、どんなに株価が下落しようがホールド、買い増しを最優先に行っていきたいと思います。

それこそ、株価が下げ止まらない高配当株へナンピンする勢いで買い向かいたいと思います。

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