【PLUG】プラグパワー日本進出、水素市場先進国へ

めーめーおじさんです。

8月31日、PLUGのブログによると日本の長崎に電解槽を納入したと記述がありました。

Plug Power shares this commitment and is delighted to announce its entry into the Japanese green hydrogen market. A mere two months after its acquisition of Giner ELX – a leading company that makes the electrolyzer devices that split water into hydrogen and oxygen – Plug Power has delivered a 25kW GenFuel electrolyzer to Nagasaki, Japan. This achievement represents the first fruits of Plug Power’s vertical acquisition strategy in Asia and promotes the development of a scalable, renewable hydrogen economy. 
(~日本の水素市場への参入を発表出来る事を嬉しく思います。電解槽製造大手のGiner ELXを買収してから僅か2カ月で、日本の長崎に25kwの電解槽装置を納入しました。アジアにおけるプラグパワー垂直買収戦略の最初の成果であり~)
※一部内容はしょってます。

PLUGは約2カ月前に企業買収を通じて、水素エネルギーに関する垂直統合型のビジネスモデルを完成させました。例えば日本企業でいえば、豊田自動織機の水素フォークリフトがあるわけですが、PLUGについては自社で水素燃料の生産・供給から水素エンジン、フォークリフトの供給と上流から下流まで全てを提供する事ができます。

今回の発表でも触れられているように、水素エンジンと燃料を現地で製造し、電力を供給できる立場であることが、今回の国際的な展開へ迅速に対応が出来たと伝えています。

経済産業省が発表している水素エネルギーに関する基本戦略を見ていると、日本という国は水素エネルギーに対して国家戦略で取り組んでいる事がわかります。

現にPLUGも東京オリンピックを引き合いに出しながら、日本市場の有望性と、更なる投資を行う事を明言しています。

私のような一般人が確認できる範囲で水素関連のレポートを見るにつけ、日本企業もそれぞれの得意分野を持ち寄って将来の水素社会の発展に向けた動きを見せているようです。

しかし、PLUG上述しているように一貫したビジネスソリューションを提供する事が可能であり、米国市場で既に多くの実績を積み上げ、欧州市場においてもビジネスを拡大させていることを考えると、アジア、とりわけ日本市場において一定のシェアを確保することが出来るのではないかと期待しています。

当然再生可能エネルギーについては先進国において取組が拡大しているわけですから、アジア市場での日本市場への位置づけは非常に重要であり、今回参入を果たしたわけですが、その事実は非常に重たいものがあるように感じています。

日本郵船による水素燃料電池船、実証実験開始

9月1日の日経電子版、また9月2日の北海道新聞にも日本郵船の水素燃料電池船の記事が掲載されています。そこには2024年中に実証実験開始を目指すと書いてあります。

これ自体にはPLUGは関係ありませんが、水素社会に向け世界が一歩ずつ進んでいるという実感が出てきます。

正直、1年~2年でどうにかなるようなものではないと思います。しかし、PLUGへの投資を通じて世界的なエネルギー変革期へ関われることはとても嬉しいですね。

それが金の生る木に育ってくれればなお嬉しいですね。単なる金儲けではなく、本当の意味で投資をしていると感じています。そういったメンタルでいれば、よっぽどの事が無い限り狼狽売りすることもなくホールド出来ると思っています。

最近、PLUGへ投資をされている方が非常に多くなっていると感じています。それぞれ投資方針はあれど、PLUGについてはどっしり構えて長期投資を前提で私は保有していたいと思います。

ランキングに参加しています。励みになりますのでクリックして応援して下さると嬉しいです。