【安心】サンダース撤退とヘルスケアセクターへの期待

めーめーおじさんです。

米国株投資家にとって一大イベントである米国大統領選挙ですが、民主党指名候補争いからバーニー・サンダース上院議員が撤退を表明しました。

これにより、11月の本選ではバイデン前副大統領とトランプ大統領の対決になる事が事実上決定しました。

今の米国はコロナショックの影響で、経済が大きく影響を受けているわけですが、個人的な最悪のシナリオとしてはサンダース氏が民主党候補となり、トランプ大統領に打ち勝ち次期大統領となった場合でした。

彼の政策は資本主義を根底から覆す内容であり、本人も「民主社会主義」を自認する程なので、現在の経済システムが破壊されてしまうことを危惧していました。

それがバイデン氏となったことで、仮にバイデン氏が大統領になった場合でも大きく現在の経済システムが変わる事がなくなりました。

私は米国株一本に絞って投資しているため、米国の凋落=資産形成の失敗に繋がるわけで、それだけは避けてほしいと考えていました。

ヘルスケアセクターへの投資を再開します

※ヘルスケアセクターETFとS&P500年初来チャート比較

ヘルスケアセクターは個別株にしろETFにしろ、全然ディフェンシブ銘柄ではないことは以前から言い続けていますが、今回のコロナショックに関しては市場平均よりも下落率や戻るスピードなどは優れているような気はしますが、ボラタイルなのは変わりありません。

しかし、代表的なヘルスケアセクターETFが年初来の株価まで戻してきましたし、政治的なリスクが明確に大きく減ったわけですから、保有銘柄であるVHTへの投資を再開したいと思います。

今後、大きく株価が更に落ち込む場面もあるかもしれませんが、コロナショックに関してはいずれ解決する事案ですし、米国企業が仮に新型コロナに対するワクチンを開発すれば、その受益者となれるわけです。

現に、VHTの組入れ構成比1位のジョンソン・エンド・ジョンソンが、米国保健福祉省と連携し、10億ドル超をワクチン開発に投入し2020年9月までに臨床試験を開始するとニュースリリースされています。

またJNJ以外の企業でも大手製薬企業はあるわけで、それらがワクチン開発に成功すれば、やはりその利益を享受する事が出来ます。逆に、個別企業にワクチン製造の成功を賭けて投資をするにはリスクが大きすぎます。

まさにハイテク以上に個別企業以上に当たり外れのリスクが大きいと私は感じていますので、そういったリスクを分散させながらリターンを最大化させるには、組入れ銘柄が幅広い(経費率も安い)VHTが最善ではないかと考えています。

ちなみに、米国の医療費は2027年までに年平均5.5%増加する予測となっており、世界的にも人口爆発&高齢者増加による医療費増加が見込まれるので、よっぽどの事が起きない限り長期的視点で保有は継続していきます。

ランキングに参加しています。励みになりますのでクリックして応援して下さると嬉しいです。