【昇給】基本給アップは単純にありがたい

めーめーおじさんです。

4月24日は金曜日ということで、ほとんどの企業が給料日だったのではないでしょうか。今回の給料日は、サラリーマンにとって年に一度の特別な給料日…という人も多いのではないかと思います。

私の勤め先も、定期昇給が反映されるのが今回のお給料からとなります。今回の昇給率はちょっきり『2%』だったわけですが、金額にしてざくっと数千円の昇給となっています。

これが多いのか少ないのかはそれぞれ思うところがあるかと思います。個人的にはこんなに毎年上げてくれてありがたいという気持ちになりますが、大半の人は・・・、

「たったこれしか上がらないのか・・・」

と感じているようです(私の周辺に限ってです)。彼らの言い分としては、数千円程度の給料アップでは少ない、何の生活の足しにもならないという感覚のようです。

最近も入社4~5年程度の若手社員から、

「めーめーおじさん、毎年これしか給料上げてくれないなら将来生活できないっすよ。もっと大胆に給料を上げてくれないんですかね」

と言われました。そもそも彼に毎年大胆に給料を上げてあげるほどのパフォーマンスを上げているかと言ったら疑問符がつくところですが、そこはまあいいでしょう。とりあえず彼にはこのように説明しておきました。

「A君は額ではなく率で計算したことはあるか?私は今回2%の昇給率だった。恐らくA君とは大差ないはずだよ。仮に昇給率2%を毎年会社が維持できたならば、35年で基本給は2倍になるんだよ。要するに新入社員から引退するまでに基本給が2倍になるわけだ。そこに年二回の賞与が掛け算で積上がるわけだ。これを数千人規模で会社はやらなければいけない。どれだけのコストアップか考えたことはあるのか?そもそも毎年A君の営業成績は毎年2%伸長出来ているのか考えたことはあるのか?」

等々、ついつい若手社員に嫌われそうな事を長々話してしまいましたw

勤め先は、今でこそ成果に応じて格差を与える査定を取り入れていますが、それでも良くも悪くも年功序列で年齢が上がる程に年収が上がる給与体系となっています。

そこに頑張り次第で昇進を早める事が可能なので、数年に一度は数万円レベルの昇給をゲットできるチャンスがあるわけです。たったこれしか昇給アップがなかったと嘆く前に、毎年安定した昇給を約束してくれる会社と労働組合に感謝しつつ、それだけの見返りを貰っても文句を言わせない程に実績を上げる事に注力したほうが自分のためになると思うのですがどうなんでしょうか。

世間一般的にはどうなのか?

私は一つの会社しか勤めたことがないので当然他の会社にかんしてはよくわかりません。ネットで調べてみると、2019年の平均昇給率は、

大企業:2.12%
中小企業:1.87%

と出てきました。この辺の真偽を確かめるべく、日本の大企業集合体である日本経団連によると、2019年の昇給率1.94%、ベースアップ0.37%、合計2.31%とありました。

これらは当然、昇給した企業に限った話なので、言うまでもなく昇給がない会社も多くある事を考えると、いかに自分は恵まれた環境にいるんだろうと思うわけです。

これは私のあくまで持論ですが、投資による資産形成は将来に向けて必要なものだとは思いますが、サラリーマン投資家としてまず一番初めに、そして最優先に取り組むべきこととして、本業の収入をいかにして早く最大化出来るか?という面にもっとも力を入れるべきです。

本業からの収入は生活・投資など全ての根底にありますから、ここが太くならないと他に回す資金が細くなるだけです。

そこを肝に銘じて本業に一層力をいれていきたいですね。

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