【要注目】下落相場で気になる銘柄チェック②米国REIT
めーめーおじさんです。
私のポートフォリオは100%米国株なので、分散という観点からも不動産投資信託に興味を持っているのですが、REITといえばやはり本場は米国となります。
米国では1960年から約60年の歴史を持ち、市場規模も時価総額で約118兆円と巨大な市場へ発展を遂げています。日本は2001年にREITが登場し時価総額で約14兆円規模との事ですから、いかに米国の市場が大きいかが理解できるかと思います。
セクターも細かく分かれており、一般的なオフィス・住宅・小売の他に、「個人倉庫・森林・データセンターetc」と様々な種類のREITが上場しており、市場の懐の深さを感じさせます。
その中でも私が注目したのは「個人倉庫」というセクターになります。私は実際に米国に住んでいるわけではないのですが、米国では住宅に置ききれない荷物を小規模な倉庫を借りて、そこに預けるという事が一般的なようですね。
そしてその市場規模はなんと4兆円もあるというから驚きです。色々とネットで調べていると11人に1人の割合で個人倉庫を借りており、月額約91ドルを支払っているとの事です。年率で市場は約7%伸長しているという話ですから、想像以上に米国人には個人倉庫というものは一般的なんだと感じられます。
そして私が考える注目ポイントは、「個人倉庫は景況に左右されない手堅い商売なのではないか?」という仮説からきています。
私が個人倉庫を借りている立場だと想像すると、自分の住居近くに倉庫を借りると思います。そして、一度借りたらよっぽどの事が無い限り借り換えるという事はしないでしょう。何故なら、家に置いておかない荷物を預けているわけですから、わざわざ数十ドルのコストのために手間をかけて荷物を移動することはしないからです。
要するに、一度借りたら経済的理由や転居を伴う異動がない限りずっと借り続けるだろうという事です。なかなか手堅い商売ではないかと考える理由がこれです。
どんな銘柄が良いのか?
『エクストラ・スペース・ストレージ(EXR)』
個人的には上記銘柄が物凄い良いなと思いました。唯一つ問題が・・・、それがSBI証券では買えないではないかあ~~~~(´;ω;`)。
どうもサクソバンクでは買えるようですが、SBIや楽天証券などの個人投資家ご用達の大手ネット証券では買えないようですねwww
折角、上記仮説を立てて色々と調べたのに買えないなんて・・・。諦めきれずどうにかして保有出来ないかとも思ったのですが、国際REIT比率9割超えで組入れられた投資信託は信託報酬が激高だし、バンガード不動産ETFのVNQもSBIで買えないんですね(泣)。
そもそもEXR単体が欲しいだけで、余計な銘柄が組み込まれているETFは論外です。とりあえず折角調べたので、今後SBI証券で買えることになった時の事を想定し、以下に簡単ではありますがEXRの情報を残しておきます。
上記チャートは、リーマンショック前と直近1年間のチャートとなります。リーマンショック後に株価は5ドルまで下げましたが、そこから安定の右肩上がりで直近株価比較で約15倍に伸長しています。
新型コロナの影響で株価は暴落中で、配当利回りも約4%となかなか魅力的な水準まで上昇してきています。そして何より業績自体はかなり手堅い事がわかっています。
直近4年間の推移を見ていると、売上・営業利益は右肩上がりです。営業利益率も安定感抜群で尚且つ40%超えという数字を叩き出しています。あの最強銘柄VISAが60%前後で、食品業界の王者コカ・コーラでさえ25%前後ですから、いかにぼろい…いえ儲けているかがわかるかと思います。
ちなみに業界で最大手はパブリック・ストレージ(PSA)で、規模だけでみるとそちらの方が圧倒的に大きいのですが、株価推移は比例しないようですね。
2011年頃からのV、EXR、PSA、VOOの比較チャートとなります。これを見た瞬間に買いの判断は出来ませんでした。そしてEXRの圧倒的な伸長率ですね。期間によってはVをも上回るパフォーマンスは目を見張るものがあります。
また、配当性向も100%前後とほぼ利益を株主に還元してくれる優しい銘柄となっています。まあこれは賛否がわかれるかもしれませんね。それと一つ致命的なデメリットがあるのですが、このEXRのサイトに情報収集で飛ぶと、米国外からのアクセスはブロックされるようです・・・。これでは情報は2次情報に頼るしかありませんwww
まあ私はその辺は気にしないんで、まずはこの素晴らしい銘柄を買える様にして欲しいですね。こんなの知ってしまったらJ-REITが霞んでしまいます。本当にSBI証券さん、買付出来る様にして下さい!!!!!
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