【日産】おじさんの悲哀→高配当株の難しさ
めーめーおじさんです。
私の職場にいるお偉いさんA部長(50代、推定年収1500万円以上)という方がいます。以前、職場の飲み会で資産運用の話になった際に、色々とご指導を賜りました。
A部長は実家が大地主という事もあり、昔から不動産経営を行っています。私も何度か自分が所有する物件に引っ越すように(強く)何度も誘われましたが、流石に職場から遠い事を理由に何度もお断りしました(ってかパワハラw)。
そんな部長が、株式投資について熱く語ってくれたわけですが、所有していた銘柄は全て高配当の日本株でした。そして何を熱く語ってくれたかというと、高い配当利回りからくる不労所得の素晴らしさを語って頂きました。
メインとなる保有銘柄はJTと日産になります。この2つの銘柄は高い配当利回りがウリであり、日本の個人投資家に大人気?な銘柄となっています。
その1つの日産株に衝撃が走ったのが2019年11月12日に発表されたのが大幅減配となります。株価も順調に右肩下がりで、大きく含み損を抱えてしまったという話を笑ってしていました。
私なら期待していた配当金が減ってしまい株価も下がってしまったら相当な精神的ダメージを負ってしまいそうですが、流石は金持ちA部長です。
「今年に入ってから〇〇〇万円損しちゃったよ~(笑)」
と、昨年までは余裕を見せていたのですが、13日に発表された2019年10月~12月期連結決算を受けた期末配ゼロ(年間配当10円、前期から▲47円)と大幅減配が発表されて、物凄い不機嫌で私の業務が滞る程でしたw
私個人はホルダーではありませんので、特段決算資料は見ていませんが、メディアの情報を見ている限りでは非常に厳しい業績となっているようです。
今後も回復の目途が立たない中で、これからも保有し続けるのかと聞いてみましたが、「今更売れるか!」と言われてしまいましたwww
やっぱり高配当株は難しい
何だか毎度同じように高配当株は難しいと言っていますが、やはりこういった銘柄は上級者向けと思います。業績悪化に伴う減配→株価下落のコンボが付いて回るからです。
米国株でもクラフトハインツが記憶に新しいですが、こちらも同じように業績悪化からの減配→株価下落コンボに襲われています。
マメに決算資料に目を通し、理解した上で投資を出来る方ならいざ知らず、単純に高利回りというだけで購入してしまうと痛い目にあうという事例ですね。こんな身近にこういった方が出てくるとは思っていませんでしたが・・・。
A部長は不動産投資で多額の資産を築いた方なので、特に心配するほどの致命傷にはなっていないと思いますが、これから将来に向けた資産運用を行う事を考えている方については、十分に高配当株のデメリットを理解した上で投資をするべきでしょう。
ちなみにA部長はSBI証券のウェルスナビにも数十万円の資金を投入しているようです。こちらの運用は順調に推移しているようで、AIに任せっきりにしたほうがいいのかと悩んでいました。
そんな私はいつも聞き役に徹しているので、今回も米国株については話すことが出来ませんでした。まあ投資はあくまで自己責任ですから、こんなことで自分の立場を悪くしてもしょうもないので、今後もおじさんの悲哀を見ていく事になりそうな気もしますが、それもまたしょうがないですねwww
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