【基本】日米投資家の違い

こんにちは。めーめーおじさんです。

私は情報収集をするのによく米国yahooを覗くようにしています。そこでふと気になる記事がありました(元記事はこちら)。この記事の表題は、

「株式市場が下落した時に絶対にやってはいけないこと」

と書いています。その内容を簡単にまとめると・・・、

・パニックは多くの場合、苦労して稼いだ資金の価値が劇的に低下する最初の反応です。

・リスク許容度を把握し、許容レベルを反映したポートフォリオと戦略を作成すると、市場が下落局面でもパニックを回避できます。

・投資は複利で資金を増やすことに役立ちます。

・米国人の約50%が株式投資をしない。なぜか?金融危機を恐れ自身がないと2016年のレポートでは結論付けています。

・市場の低迷は一時的なもの。したがって、景気後退期にパニックになり株を安く売るよりも、長期的に考えた方が良い。

・不動産やデリバティブでポートフォリオを多様化すると、リスクと市場を暴落を防ぐことが出来ます。

・株式市場に投資をする米国人の割合52%。

・投資家として成功するためにはパニックではなく忍耐です。

どの世界でも基本は同じ。では日本の投資家は・・・。

上記で特に重要な事は投資家にとって重要なのは「忍耐」ということです。これは投資の本質をついている言葉だと思います。特にインデックス中心の投資を行っていれば忍耐力は特に必要なのではないでしょうか。

また、米国人は50%もの割合で投資に親しんでいるのですね。ここに日米の違いを感じざる得ません。

※内閣府の世論調査

内閣府による調査によると、現在投資を行っている人の割合は9.8%に過ぎないそうです。逆に投資を行ったことが無い人の割合は79.7%にのぼります。特に20歳~30歳の年齢層で行ったことがない割合が高くなっています。更に、保有経験のある証券の種類で最多が株式で69.1%となっているそうです。

また、今後株式への投資を行うつもりはない(保有している人はやめたい人)の割合は77.1%もいるそうです。

その中でも株式投資を行うつもりがない理由としては、株式投資の知識を持っていない33.3%、損失のリスクがある32.5%、まとまったお金がないと購入出来ない32.4%が高くなっています。更に、個人投資家が機関投資家と比べて不利だと答えた割合が59.8%と非常に高い割合となっています。

この調査結果を見て思う事

米国では半分の人たちが株式投資を行っているのに、日本では1割にも満たないというのは何とも残念な感じです。しかし、私も最近までは投資はしていませんでしたし、私の嫁に至っては「投資=損をするもの」という意識があるように、今後政府が意図するように投資による資産形成を行っていくうえで、若いころから金融リテラシーを身につける必要があると感じます。

特に投資を行うつもりがない理由で上げられる、

・知識がない→知識のいらない優良投資信託(もしくはETF)へ投資をする

・損失のリスクがある→長期的には右肩上がりの米国株へ投資をする

・まとまったお金がない→今は100円から投資が出来る環境にある

というところで解決出来ます。私もここまでたどり着くのに、本気で自分の将来を心配し本気でどうにかしたいと考えたから辿り着きました。

しかし現状では日本人は投資を忌避するばかりか、折角資産を増やそうと考えても無駄に資金を溶かしてしまう投資(投機)に走るひとが絶ちません。是非そういった人が減り、将来資産形成を通じて豊かな生活を送れる人が増える事を願ってやみません。

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