【Juul】電子たばこの将来→厳しめに見ておかないとだめかもしれません
こんにちは。めーめーおじさんです。
先日アルトリアとフィリップモリスの合併が無くなったとニュースが流れました。米国株のブログ村でも早速多くのブロガーがこの件で記事にしています。たばこ株は高配当銘柄でありワイドモートである事から投資家からの注目度は非常に高いですが、今回のニュースで改めてたばこ株が良い悪い抜きに物凄く投資家の注目を集めていることがわかりました。
そんな中でジュールのこんな記事が出ていました
「ジュールが人員削減と労働力の再編を計画している」 ※元記事はこちら。
ブルームバーグによるとジュールは従業員の再編成を計画しており、新規採用の規模を縮小し一部の職を無くしているようですね。
世界展開するために従業員を増やしたみたいですが、上記のようにフィリップモリスとは合併がなくなりましたし、18日にはインドで電子たばこが全面禁止と報じられるなど世界的に規制が広がる中で、将来的に同社は非常に厳しい状況が続いていくのではないでしょうか。
米国内での電子たばこのシェアで約7割と圧倒的な存在感を示してきたわけですが、親会社のアルトリアは米国内でのアイコス発売による加熱式たばこに舵を切っていきそうな動きもあります。これは米国内でしか展開していないアルトリアが将来の成長をかけた電子たばこへの投資が上手くいかなかったという事になります。
そんな中で、ジュールの従業員は1人あたり1300万ドルのボーナスを受け取ったみたいですね。これは普通のボーナスなのか、退職割増金のようなものなのかは英語力がなくよくわかりませんが、どちらにしても物凄い金額ですね。私ならセミリタイアを本気で考える金額です。
そもそも電子たばこって何？本当に害はないの？
とりあえず電子たばこは害がないということはないと思います。その辺は日本呼吸器学会がこんな見解をまとめています。詳しく読むと「害はある」という事ですね。
そして電子たばこって葉たばこを使用しないタイプがあるんですね。逆に葉たばこを使用しないで化学的的に葉たばこに成分を近づけているのであれば、わざわざ機器まで買わないで従来の紙巻たばこでも良い気がしますけどね。米国では高校生の25％以上が電子たばこユーザーで、フルーツとミントのフレーバーが人気という事だが、正直化学的に合成された物質を液体に溶かすだけであれば、日本で問題になっている危険ドラッグと何ら変わりがないではないかと思うのですがどうなんでしょうか（この辺は知識ないので何ともいえませんが）。
世界的に規制が広がる根拠として深刻な肺疾患による死亡例がでるなどが挙げられますが、それを体が出来上がっていない若者が危険ドラッグを肺に流し込んでいたらそりゃダメになってしまうような気がしますが・・・。
私自身も過去に喫煙者（マルボロメンソール大好き）だったわけですが、少し離れたミニストップに外国の様々なたばこが売られており、色々と試したのが良い思い出です。そして喫煙を始めた理由としては「たばこがかっこいいという幻想があった」「大人になった気分がした」「俺ってたばこ吸っているんだぜ的なくだらない自己顕示欲を満たす」などだったなと、今なら冷静に振り返れます。
こんな感じのくだらない若者は今はいないのかもしれませんが、それでも興味本位で吸ってみたいと考える若者はいるだろうし、トランプ大統領も息子がいる中で規制していかなければと語っているように、若年層の健康を守るための規制は続いていくでしょう。
投資家としてたばこ株はどう見ていくか
単純にたばこの良い悪いに関係なく、自分の資産形成を行う上でのたばこ株はどうなんだろうという部分ですが、現状は投資先としては非常に厳しいと感じています。どのたばこメーカーも株価は右肩下がりですし、市場環境も物凄く悪いです。いくら参入障壁が高く安定したキャッシュフローを稼ぎ続けるとはいえ、貰える配当以上に株価が下がってしまえば損をすることになりますからね。
ここまで株価が落ち込んでいるのですから、逆張り・ナンピンをするのではなく、下げ止まり上昇局面だなという確信が持ててから投資しても遅くない気がしますがどうなんでしょうか。
かくゆう私も投資を始めた頃はいきなりたばこ株に手を出しましたが、最近はたばこ株は初心者が手を出してはいけない「難しい個別株」という認識となってきました。
まずどのたばこ会社も倒産はあり得ない業界ですので株価が0になることはまずないでしょう。しかしながら昔と現在は色々と変わってきていますので、過去投資家に多大なリターンをもたらしてきたからと安易に飛びついたら火傷どころでは済まない気がします。
と書きつつ、前回のプラグパワー同様にコツコツ貯めているお小遣いでの購入を考えていたり・・・。この何を買おうかなと考えている瞬間がもっとも幸せな時間ですね。
