【GDRX】サブスク強化発表＆もしかして集団訴訟受けるの？
めーめーおじさんです。
私の保有銘柄のグッドアールエックス（GDRX）ですが、何かめぼしい情報が出ていないかいつものようにYahooファイナンスをチェックしていたのですが、何だかいつか見た光景が目の前に現れましたｗ
私が以前保有していたアルトリア（MO）もこんな集団訴訟のための弁護士事務所のホームページがよくトップにきていました。
何だか1週間前ぐらいから弁護士事務所のページが出てきたので嫌な感じはしていたのですが、案の定続々と沸いてきましたね。
それらの1つを覗いてみると、私の感覚ではあまり理解出来ない理由が書いていました。簡単に説明すると、
「アマゾンがオンライン薬局に参入するのを知りながら、IPOでの調達資金を最大化するために、その発表前にIPOのタイミングを計った。その為に、株価は下がり投資家は損害を被った」
ので、集団訴訟を起こすよという内容です（英文苦手なので原文リンク貼っておきます。こちらから）。
流石訴訟大国アメリカですね。こんなの自己責任じゃないの？と思っていますが、この訴訟がどう影響してくるかよくわかりませんが、少し気にしておくぐらいがいのかもしれません。
さて、そんな状況だったので、念の為にGDRXのホームページからニュースリリースをチェックしにいってみたのですが、今度は12月16日にこんなニュースリリースがされていました。
『GoodRx Adds Telehealth and Mail Order to GoodRx Gold Savings Program』
※リンク貼っておきます。
まずはGDRXのメインビジネスはアプリ上での薬価情報比較サービス（処方箋薬事業）なわけですが、更に便利でお得に使いたい方向けに「GoodRx Gold Subscriptions」という、サブスクを提供しているわけです。
消費者は個人5.99ドル/月、1家族（5人まで）9.99ドル/月のサブスク料金を負担することで、更なる割引を受けられるようになります。
今回のニュースリリースでは、そのサブスクの中身を拡大するという内容でした。そのサービス拡大内容というのが、
・オンラインでの医師の診察を受けられる
・無料メールによる特別割引を受ける事が出来る
という事で、より安く医師から処方された薬を簡単かつ手軽に自宅から受け取れるという内容のようです（何回も言いますが英語苦手なので気になる方は原文を確認して下さいｗ）。
前回の四半期決算資料にも、今回のサブスクのサービス拡充が書かれていましたが、更にその内容を強化するということですね。ちなみに復習の意味も込めて前回決算の一文はこんな感じでしたね。
GoodRx Gold
Subscribers pay a monthly fee ($5.99 for individuals or $9.99 for families of up to five) to access even lower prices at select participating pharmacies. Over 1,000 prescription medications are available for under $10 through GoodRx Gold, with savings of up to 90% off standard list prices. We recently added a mail order feature to the GoodRx Gold plan, that provides Gold subscribers with additional value and convenience at no additional subscription cost.
要するにサブスクに通販機能を付けましたよと言っています。実際に使った事があるわけではありませんし、今後自分が米国へ転勤しろと言われない限り使う事はないアプリだと思います。
しかし、既に強固な顧客基盤を築き、尚且つ利用者を伸ばし続けている状況なのは決算資料からも明らかです。
それが、そこまで魅力を感じるかは不明ですが、サブスク強化により更に顧客を囲い込むことで、更に力強い成長に繋げてくのではないかと感じます。
それこそ、ニュースリリースにもある通り、マッキンゼーの消費者調査によると75％以上の方が遠隔治療に興味をもっているようです。
既にGDRXは遠隔診療への参入をしており、メインビジネスとの親和性も抜群です。この分野ではテラドックなどの強力な競合がいるものの、今後の市場の伸びしろも大きく、且つGDRXも急速にその分野で売上を伸ばしている事を考えると、サブスクに組み込む事で更に安定した売上基盤と顧客獲得に繋げる事が出来るのではないかと考えます。
個人的にはコロナ禍であり、コロナの感染拡大が止まらない状況では次の決算であまり宜しくない数字が出てくると考えています。しかし、遠隔診療分野こそこういった状況下では必要とされるサービスであり、ピンチをチャンスに変える良いきっかけとなるかもしれません。
そして、GDRXはIPO直後から黒字を確保し、強固なビジネスモデルと顧客基盤を構築し、有り得ない程の高成長・高収益体質であることを考えると、今が買い時だなあと考えているわけです。
アマゾン薬局に対しては評価が分かれるところではありますが、私はそこまで心配していません。確かにアマゾンも素晴らしい企業なのは変わりありませんが、GDRXのビジネスモデルを調べれば調べるほど、そんなに心配しなくていいんじゃないだろうかと感じます。
とりあえず私はまだまだ株価が下げてくれたって構いません。それこそ集団訴訟というイレギュラーな理由で下げてくれたら最高ですね。
だって一時的に業績に影響があるかもしれませんが、同社のビジネスモデルが崩れたわけではないのですから。
