今春賃上げなるのか?物価は上がるわ…。

めーめーおじさんです。

いきなり当然の事を言いますが、投資ってお金がないと出来ませんね?報道でもある通り、春闘での賃上げ率の民間予測が平均2.85%という事だそうです。

これが多いか少ないかはそれぞれで受ける印象は大分違うんでしょうが、これだと可処分所得って減ってしまうのではないかと思うんですけど(´・ω・`)

直近では食品やらエネルギー価格から何でもかんでも価格が上がっている状況ですが、果たして増え続ける負担を押し付けられる現役世代は耐えられるのでしょうか。

幸いにして私は世間一般から見るとかなり年収は高い位置にいる層になるのではと思っています。しかし、日々の生活で贅沢することなんてほぼなくて、投資資金や貯金、保険やローンの支払いをしているとそこまで贅沢出来ないのが実態です。

そう思うと、一般的な感覚で言うと投資にまわせる資金を持っている世帯ってどれほどあるんでしょうか?となるんですね。

まあ投資するのが正解でもなんでもありませんから、通り一辺倒に投資をした方が良いとは言いませんが、貯蓄から投資へ資金を国は動かしたいのあれば、もう少し実態を捉えて政策を打ち出せないのかと思ってしまいます。

防衛、子供という日本国民が大きく課題と考える部分に対して、そのテーマを人質に更に増税を行おうとしている岸田政権には絶望しかありません。

物価上昇率を上回る賃上げが出来ないと可処分所得は減ります。そこに最近の金融緩和の転換、増税が合わさったら経済は壊れてしまうのではないかと非常に心配しています。経済が落ち込めば当然税収も下がりますから、下がった税収を補うべく更に増税の悪循環が見えてきますw

普通に考えれば、減税して景気を良くすれば税収は増えるはずだし、景気が良くなり緩やかなインフレに突入すれば勝手に税収も更に増えるでしょう。借金だって少なくすることだって出来る筈です。なんでこう単純に出来ないのか疑問なんですが、それを出来ない何かがあるのでしょうか。

現在の物価上昇は様々なコストが上がっている事によるインフレであって、賃上げに繋がるような値上げが出来ている企業がどれほどあるのでしょうか。

様々なパートナー企業の方と話していますが、どこの企業も売上ボリュームが上がっても、それに伴って得られる利益は厳しい状況が続いているように感じます。

最近の激流という経済紙に日本を代表する流通グループのアークス社長である横山氏の特集が組まれていました。その中に、我々は7%値上げしてくれときたらそれを3%ぐらいに値上げを抑えてきたが、それをメーカー主導で上げざる得なくなっている、的な事が書いてありました(ざくっと正確性に欠けます)。

大多数の方はわからないと思いますが、メーカーと小売との間には、値上げを巡って熾烈なやりとりがあって、アークスグループの中核企業であるラルズといったら、全ての取引先が恐れるほどのバイイングパワーがあるわけですよ。

そういった企業が仕方なく値上げを受けざる得ない状況というのは相当な状況という認識で私はいます。

ちょっと話は逸れましたが、多くの中小企業にとっては賃上げなど無理でしょうし、今夏のボーナスについても期待出来ないでしょう。

株クラ界隈は収入が多い人が多い印象ですが、私がビジネスを通して感じる実態とは相当乖離を感じますね。既に取引先でも数社倒産していますし、今後こういった倒産や廃業も増えてくるんだろうな。

折角万年デフレから脱却するかどうかというところで、経済音痴の首相が出てきてしまったというのは何とも…これも国民が選択した結果といえばそうなんですが。

最後に、こんな状況であっても生きていかなければいけませんし、家族を養っていかなければいけません。自分の身を守るためにもやはり私としては投資は必要であると感じます。

日本も将来的にどうなんだって部分はありますが、それでも優良企業は状況にあわせて成長を続けていくでしょうから、特に内需関連銘柄への投資を加速させている私としては日本株への投資はかなり慎重に、且つしっかりしたビジネスをしている企業へ投資をしていきたいですし、米国株のようにグローバルで稼ぐ成長企業へ投資を継続して資産形成に励んでいきたいなと思います。

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