コストコって強いですね。小売業では一番好き

めーめーおじさんです。

ポートフォリオに占める米国株の割合は約70%になるわけですが、その半分ぐらいがグロース株で占められているという血みどろポートフォリオを組んでいるわけですが、それじゃあ駄目だろと今更気が付いて徐々に前から欲しかった大型優良銘柄を組み入れつつあります。

その中でもコストコ(COST)については何度も投資を検討しつつも見送ってきました。理由としては、同じ小売業のグロサリーアウトレットに投資をしていたのもあります。そして2つ目には1株あたりの株価が高いんですよね。

とまあこんな感じで優良銘柄への投資を思い止まってきたわけですが、2022年の下落相場では軒並み暴落するグロース株に比べ、こういった銘柄の下落幅がそこまでじゃない事に今更気づいたわけですw

他にもCTASにも投資を始めましたが、ここについてはあの相場環境の中でもしっかりプラスリターンを出していたわけですから、こういった安定した銘柄を組み込む事って大事なんだなあと身をもって学んだわけです。

話は戻りますが、何故ウォルマートやターゲットではなくコストコへの投資なのか?という部分ですね。確かにウォルマートやターゲットも素晴らしい企業かもしれませんが、どうしてもメーカーと違い競合との差別化要素って小売業は結構大変なんですよね。

その差別化を簡単に図る方法が価格を安くするという部分なんですが、結局は色々と限界があるわけです。私が投資をしているグロサリーアウトレットはその「安さ」に特化したディスカウントスーパーなわけで、その振り切り方が他社の追随を許さないところに魅力を感じて投資を始めました。

コストコについては、会員制というユニークなビジネスモデルを築き上げて他社との差別化を図っています。そしてインフレだろうがコロナ禍であろうが成長を続けられる強いお客様からの支持があるわけですね。

わざわざ有料の会員になってまでコストコで買い物をしたいという魅力があるわけですね。よく会員費がコストコの収益に大きく寄与しているという内容のコストコ分析記事もみますが、コストコの真の強みは何度も買い物がしたいと思わせる品揃えだと思うんですよ。

まあこれは感覚の問題なんですが、私自身コストコのヘビーユーザーなわけで、全部が全部安いわけではない事は知っていますし、近所のスーパーへ買い物も普通に行きます。

但し、コストコにが定期的に通いますし、必ず買う魅力的な製品があって、お会計するとかなりの金額を使っていたりするんですよね。

特にデリカ製品に特徴があるなと感じていて、有名なところでは大分値上げしてしまいましたがファミリー寿司なんかは我が家ではかなりお世話になっている商品の1つです。

通常のスーパーならデリカカテゴリーって他社との最も差別化出来る部分で、更に利益率も良いところなので各社力を入れるところですが、コストコってこのカテゴリーは値引ロス、廃棄ロスって結構出ているはずなんですが、絶対に値引販売しないんですね。そして絶妙な価格設定と納得の品質があるんです。

コストコの利益は会員費で賄われているなんて言われていますし、結果的にそうなっているかもしれませんが、ああいった売り方をしているのでそうでもないんじゃないかとも売場を見ていて思うんですね。

また動線もよく考えられていますし・・・って、何だか褒めちぎっていますが、いずれにしても会員制という異色のビジネスモデルがとても良いですね。この尖った感じがとても良いです。

そしてビジネス向けの会員もあるわけで、こういった部分の売上の構成比は知る由もありませんが、結構こういった需要を取り込んでいる某スーパーの話を聞いていると、なかなか美味しいビジネスになっていたりするわけです。

明確に一般客とは違った客層に向けたビジネスを展開しているというのも、普通のスーパーと違い、それがウォルマートなどの巨大企業との競争にすらなっていない独自のビジネスになっているのではないかと感じるわけです。

1月5日にコストコは12月販売実績を公表しましたが、既存店売上は+7%という力強い成長を見せています。何度も触れていますが、こういった業態は既存店の売上伸長率に私は注目しているわけですが、まったくもって強い企業だなと言わざる得ません。

圧倒的に北米に店舗は集中しているわけで、現地の売場、品揃えなどは知ることは出来ませんが、日本市場でこれほどまでに成功をおさめていて、その素晴らしさに触れているとまあ多分大丈夫だろうという気がしてきます。

買いたい銘柄が沢山あってお金がいくらあっても足りませんが、コストコはもっと保有割合を増やしていきたいと思います。

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