【V】司法省による調査(反トラスト法)により株価急落
めーめーおじさんです。
米国株において個人的には最強銘柄の1つと考えているのがV(ビザ)なんですが、保有銘柄の中では安定したリターンを叩き出しており、コロナ禍においても厳しい業績の中でも高い利益を出すことが出来る素晴らしい企業です。
世界を見渡すとGAFAMを中心として米国株は回っていますが、それ以上にVは安定して稼いでいるように感じます。もの凄く安定いているものの地味なところがまた良いですね。
かつては米国株村ではVに投資していれば間違いない、Vこそが最強なんだという声が挙がっていましたが、今ではVについて定期的に記事をあげるブロガーさんは見られません。
つい1~2年前であればVに投資していれば間違いないとまで言われていましたが、米国株村界隈では今話題の銘柄が取り上げられる傾向が強く、また米国株インフルエンサーについても地味で安定した銘柄であるVは取り上げにくいのでしょうか。
話題のグロース銘柄やクリオネETF、ARKのような話題ばかりが注目されています。SBI証券の売買代金や保有銘柄ランキングを見ていると、現在はトップ10位にも入っていないんですね。
むしろ今回Vの司法省による調査の報道を受けて、SQ(スクエア)の売買代金ランキングが1位になっているのは皆さん考える事は一緒なのでしょうw
因みに、今回は米国司法省がVに対してデビットカードの使用を控えさせ、クレジットカードの利用を促進させようとしたとして、反トラスト法(日本で言う独占禁止法)に引っ掛かるのではないかと調査されているわけです。
これを受けて株価は前日比-6.2%の急落となりました。あまり死角のないVですが、個人的には唯一の弱点と感じているのが圧倒的市場シェアからくる反トラスト法です。
つい最近もブレイドの買収を司法省からケチをつけられ断念した経緯がありますので、なかなか目のつけられ具合が他の企業と違います。
過去のチャートを見ていると、こういった急落局面は絶好の買場になってきたわけですが、今回の調査はどういった結論になるのか要注目ですね。
さて、今後どんな展開になるかはわかりませんが、私がVへ投資する理由はその圧倒的な稼ぐ力と安定した成長力にあるわけですが、上述したように今回の件を受けてSQへ追い風が吹きそうな感じです。
ただしここで一度立ち止まって考える必要があると考えます。確かにSQは素晴らしい企業であり、今後成功を収める可能性が高い企業だという事実は変わりありません。
しかし、業績の中身を見てみると、売上高の成長率は物凄いものがありますが、利益率はまだまだ大したことはありません。
安定して40%台の利益率を叩き出すVとは少しその辺が違うという事です。どうも昨年までの相場環境で中小型株がハイリターンを出したりしたこともあり、SQのような企業も安定企業と同じような感覚で投資されているような投資家さんがいそうな雰囲気に何だかなとかんじるところがあります。
本来は結構ハイリスクな投資先だと思うんですよね。まあPLUGやRIDEのような超絶ハイリスク銘柄へ投資をしている私が言うのも何ですがwww
まあこういった部分は投資家ごとの方針で考え方は変わってしまいますが、今回の司法省による調査がそこまで大きな問題になる事がなければ、ここはホルダーとしてしっかり買っていきたいところですね。
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