【ＭＭＭ】スリーエム訴訟？週明け対中貿易摩擦激化で株価下落か？

2019年9月30日

※記事訂正大変なので下記に加筆しています。

こんにちは。めーめーおじさんです。

スリーエムについては毎日株価ウォッチリストにいれてチャートを確認しているわけですが、9月27日に報道されたトランプ大統領の新たな対中貿易摩擦である「米証券取引所への中国企業の上場廃止」のニュースを受けて、スリーエム株価が週明け急落しないかなと情報収集をしていました。

そこで気になる記事をいくつか発見したのですが、米国内においていくつかの法律事務所より一部の株主による集団訴訟が開始されるという内容です（こちらを参照）。

その内容を簡単に要約すると・・・、

・2017年2月9日～2019年5月28日までに株式を購入した株主に代わり、ニュージャージー州連邦地方裁判所へ集団訴訟が開始される。

・訴状は「被告が虚偽または誤解を招く陳述を行った」「よくない情報を出さなかったり、PFAS(花粉食物アレルギー症候群)に関する情報を数十年に渡り壊してきた」「PFASによって引き起こされる有害な結果を意図的に隠ぺいし、国、州、郡、地方及び個人に法的暴露を受けている」

という内容です。というかPFASってなんでしょう・・・。検索したら花粉食物アレルギーって出ましたが合っていますかね。いつもの事ながら英訳不得意なので内容間違いはご了承下さい。

訴訟と株価への影響は、対中貿易摩擦は？

スリーエムのHPを覗いても本件に関する内容は出ていなかったので、今後何かしらの形で情報が出てくる事でしょう。正直内容があまりわかりませんので、業績並びに株価への影響はいまいちわからないというのが正直なところです。

丁度上記期間がスリーエムの株価絶頂期で、現在は約5年前の株価まで下落してしまっています。ざくっと▲35％下落していますので、最高値圏で買った投資家が何かしら騒いでいるのですかね。この辺は要注目ですね。

また、中国企業の上場廃止という対中貿易摩擦が新たなステージへ突入しそうな気配もありますが、これまでも触れてきた通り対中貿易摩擦は将来の覇権争いであり、安全保障が絡んでくるため一時的な緊張緩和はあってもどちらかがはっきり勝ち負けが出るまでは継続すると考えています。

その場合、スリーエムに関してはアジア圏の売上構成比が30％以上を占めており、当然中国への依存度も比較的高い企業ということですが、この間の対中貿易摩擦の動きにより見事に株価は連動して上下してきており、前回緊張が高まった時には160ドルを割り込む場面も見受けられました。その後緊張緩和により株価は反発しましたが、今回も160ドルを割り込んでくる場合は押し目のチャンスと見ています。

同社は連続増配60年以上を誇り、1-3月の四半期決算で株価急落しましたが、4-6月の四半期決算では堅調な業績となっていました.。同社は安定したキャッシュフローを生み出していますし、配当利回りが3.5％とかなり投資妙味がありますね。

今後の対中貿易摩擦の進行具合や仮にリセッション入りをするような経済状況であれば、数年は株価は低空飛行もしくは下落し続けそうですが、私の中では将来を信じてナンピン買い筆頭候補となっています。

株価下落が待ち遠しい、そんな銘柄です（ホルダーの方大変申し訳御座いません）。