インデックス投資への考え方②

めーめーおじさんです。

前回からの記事の続きです。今回は米国株ってオワコンなの?という部分について触れておきたいと思います。

まずはそんな事を言いだした投資インフルエンサーの理由としては、

「米国以外のETFではもっとリターンが高い」
「米国は景気後退局面に入り株価がそれらに劣後する」

簡単にまとめると上記2点といったところでしょうか。結論から言ってしまえば「無視」で良いです。正確に言えば10年以上、定年を迎えるまでの長期スパンで安定した投資を志向する投資家は無視で良いです。

確かに2025年の国別の株式ETFを見てみると、韓国ETFなんかは+70%という驚異的なリターンを出しています。2026年に米国株に向かい風が吹いて、これまでようなリターンを得られないならば米国株に、という考えは分かります。しかし、インデックス投資を行う投資家の大半は老後を豊かにしたい、といった非常に長い時間軸で投資に取組んでいる方が多いのですから、あくまでも優れた企業が勃興し成長しやすい国に注目をしどういった指数に投資をするか?という部分が非常に重要だと感じます。

そして世界中で米国以上の投資に適した国ってあるの?という単純な事実に気付いていれば、変な投資インフルエンサーの暴落煽りも気にならなくなると思います。

先進国の中で人口増、Apple、Googleを代表する世界的な企業がありイノベーションを絶えず起こす、株主資本主義の徹底、株式市場のプレイヤーの新陳代謝が定期的に起きる、世界最大の株式市場を抱え圧倒的な資金流動性、過去の度重なる大暴落から復活する信頼性、どれをとっても私は他に優れた国という単位での投資先を知りません。

別に韓国ETFに投資をしても良いんですよ。しかし、コツコツと少ない投資資金を日々の生活から何とか捻出し投資を行う多くの人が「米国株よりも儲かりそうだから韓国ETFに投資しよう」と不安を煽り投資を促す行為は許しがたいと感じます。

私のメイン銘柄は楽天VTIにしていますが、9割以上の投資家は所謂オールカントリーで良いという結論です。更にリスクを負い、勉強を絶えず続けられる人が個別株に向かうべきと考えます。

私よりも論理的に分かり易く解説している優れた投資家さん達も沢山いますので、悪目立ちする暴落煽り投資インフルエンサーの養分にならないよう注意していきたいものです。

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