【MQ】マルケタがCFO交代とガイダンスを上回る予定発表
めーめーおじさんです。
少額投資を行いながら様子を見ているMQ（マルタケ）ですが、2月10日にV（ビザ）で財務担当上級副社長に就いていたミロティッチ氏をMQ財務責任者（CFO）に2月22日付で就任すると発表しました。
また同時に3月9日に発表予定の2021年第4四半期決算について、以前発表したガイダンスよりも上振れるという発表も行っています。
これにより時間外取引で大きくプラスになっていましたが、結局は地合の悪さもありそこまで大きな株価変動はこれまでのところはありません。
2021年6月に株式上場を果たしていますが、10月に最高値37.9ドルを更新してからドカドカと株価は暴落し、今年の2月に入り9ドル台、-75％という状況となっています。
あまりこういった企業のビジネスを理解するのは苦手なので、注目はしていましたがカード発行のプラットフォーム提供企業という事で、結局は「Vが最強じゃね？」という考えのもと投資を行う事はありませんでしたが、ここのところのグロース株大暴落によって「MQ流石に落ち過ぎじゃね？」という考えに変わりつつあります。
何をもって割安か？という部分については、会社の財務などの数字から割り出しているわけではなく、単純にIPOした価格の1/3以下まで下落しているという部分なだけであって根拠に乏しいわけですが、ある程度は根拠があってIPO価格が決まっているはずなわけで、金利上昇という外的要因が加わろうが会社自体のビジネスに何か影響があるかといったらそこまででもないわけですから、ちょっと下がり過ぎという風に感じているわけです。
また、MQへの投資を躊躇っていたもう一つの理由として、「マルケタって名前がカッコよくない」なんてくだらない理由もあってですね…ｗ
なんかこう、いざ投資をするぞっ！って踏ん切りがつかない会社名なんですねｗｗｗまあこんな感じでモタモタしていたら勝手に株価が下がってくれてラッキーみたいな感じになっています。
MQのビジネスモデルについては詳細な解説をしているサイトが山ほど検索すれば出てきますので、敢えて本サイトでは致しませんが、カード発行を容易に出来る様にしたプラットフォームをクラウド上で構築し顧客へ提供している会社となります。
ただし、このビジネス自体はアファームなどのBNPL関連銘柄と同時に昨年かなり話題になりましたが、結局はVやMAの決済インフラ網を使用するわけですから、こういった業界を結局は今後取り込んでいくであろうVへ投資しておけばいじゃんと考えていました。
それが10ドル前後でお買得に買えるバーゲンセールが到来するとは思いも寄らなかったわけで、この下落局面でどこまで落ちるともわからない状況ですからまずは少額で資金をいれたという流れです。
個人的には元Vの幹部を務めていた人物が今回重要なポジションに就いたわけですから、会社自体は相当将来性が持てる、そんな判断があっての事かなと勘ぐっています。
そして先のガイダンスの話となります。MQの業績はカード取引量に応じて受け取る手数料収入に寄りますから、最近の大手カード決済企業の決算内容からも、かなり強い数字が出るのではないかとも考えていましたが、その予測通りに良い数字を次回決算では出してくれそうな感じです。
では今後のMQの将来性という部分に関してはどうでしょうか。結局はVやMAと同様に自身がカード発行事業を行っているわけではないわけで、そういった企業を支援していくプラットフォーマーとしての地位を確立出来るならばかなり投資妙味のある企業だと判断しています。
既にVやMAはある程度の企業規模、時価総額を誇るわけですから、安定した株価の伸びと配当を受け取れる一方で、中小グロース株のような爆発的な株価伸長は見込みにくい面があります。
しかし、MQはそういった点では数年後に相当強い株価になっていると考えられますので、今の状況では買い一択だと考えています。
確かにSQのような顧客に売上構成比が寄っている部分はきになるところではありますが、今後も市場拡大が続く業界であることは間違いありませんし、その恩恵を最大限享受出来る企業であると私は踏んでいますので、現在の地合いの悪さを利用して少しずつ買い増しをしていきたいと思います。
最近ではハイパーグロース株を中心にバリュー株投資家から散々馬鹿にされるシーンが見受けられますが、他は他なんですね。
何も気にすることはありませんし、これだと思った企業へしっかり投資を行っていきたいですね。
ちなみに、こういった決済系の企業ではあくまで私はV推しですし、それはよっぽどの事が無い限り変わりませんので、その辺のバランスはとっていくつもりです。
