【公募６５ドル】プラグパワー（PLUG）恒例行事の株価爆下げ？

2021年1月30日

めーめーおじさんです。

今週は本当にハードな一週間でした（毎回同じこと言っている気がｗ）。

米国株式市場は眺めていると仕手株で盛り上がっていたり、連日株価が大きく下がりおはぎゃ～やっている人がいるなど、良くも悪くも盛り上がっていますね。

世間一般、というか少なくとも私の周りではそんなことなど話題に出る事は一つもなく、近所に出来た飲食店のオープンについての話題で盛り上がるなど、仕事は戦場ののように忙しい中でも、平和な日常が続いていました。

さて本題に移りますが、私の保有銘柄で最大の構成比となっているPLUGが１月２６日に恒例の公募を発表しました。

『PLUG POWER INC. ANNOUNCES PRICING OF UPSIZED PUBLIC OFFERING OF COMMON STOCK』

上記リンク先から一次情報を見に行けますが、１株あたり65ドル、28百万株の公募となっています。私が投資を始めてから何回か公募を行っていますが、私の過去記事で都度まとめていますが以下の通りとなります。

・2021年１月26日
公募価格65ドル、株価73.18ドル→64.42ドル（-12.0％）

・2020年11月16日
公募価格22.25ドル、株価25ドル→22.98ドル（-8.08％）

・2020年8月11日
公募価格10.25ドル、株価12.04ドル→10.63ドル（-11.71％）

・2019年12月5日
公募価格2.75ドル、株価3.09ドル→2.93ドル（-5.18％）
※公募時の株価はざっと見た時の株価なので正確ではありません。

１月26日にガイダンスの引き上げを行ったタイミングでの公募となりますので、高値更新かとワクワクしていたところでの公募発表→株価急落というコンボ発動です。

過去の公募直後の株価を見てみると、例に漏れず株価は大きく急落しています。参考にさせてもらっているじっちゃまこと広瀬氏のTwitterを見ていると、-10％の公募価格は「需要が少なかった」とズームを引き合いに呟いていました。

しかし、過去の公募を見てみると、大体-10％前後の公募価格で設定されており、漏れなく同様に株価が急落している所を見ると、個人的にはいつもと変わらぬ風景と思っています。

チャートを見ていると、以前も触れましたが何となく50ドル付近まで落ちてきてもおかしくありませんし、大きな調整が来た場合は40ドル付近まで落ちてきそうな気がしないでもありません。

ここでPLUGを売却するかホールドするのかの判断は、個々の投資家によって事情が違うのでしょうが、取得平均単価が７ドル台の私にとっては、今から株価が半分に暴落しようが痛くもかゆくもありませんので、私はひたすらホールド一択という選択肢となります。

次回決算は好決算を予想しています

これまでの公募前後の動きを見ていると、PLUGについては将来に向けた先行投資に資金を注いできたことがわかります。

水素事業の垂直統合型ビジネスモデルを企業買収によって確立し、現在は全米に水素生産プラントを建設中です。また、再生エネルギー事業者との提携を通じて、グリーン水素の生産・供給体制の確立を急いでいます。

現在、PLUGに限らず水素銘柄がネガティブに見られる理由に、水素価格が高い、インフラが整っていないという大きな問題を抱えているわけですが、PLUGだけに限って言えば、これらの課題解決に向けた先行投資を行っているように見えますし、水素需要拡大に向けた仏ルノーや韓国SKグループとの提携も発表しています。

足元の業績は、主力事業であるマテリアルハンドリングで、コロナ禍によるネット通販拡大に伴い間違いなく業績には好影響が出ていることが予想されますので、このタイミングでの公募とあわせて次回決算は非常に期待しているわけであります。

まあこのタイミングでの公募発表となりますので、ある意味では現在の株価にそれが織り込まれているとも言えなくはないですが、逆に捉えれば大きく下げる事もないのかなと個人的には考えています。

特に少し前にショートレポートが出されて60ドル付近での攻防があったことは記憶に新しいかと思いますが、今から振り返ればあの時ですら買場であった可能性が高いと考えます。

PLUGはボラタリティが高いので、直近でインした方は不安に感じるところはあると思いますが、私はPLUGに投資を行ったストーリーが崩れていませんので、公募により保有株式の希薄化が進もうが、-10％を超える株価下落がこようが、あまり深く悩まず「いつも通りか」と感じながらホールドを継続します。

あとはこれまでは公募後には一時的に株価下落が訪れましたが、それを過ぎればモリモリと株価が上昇してきました。JPモルガンをはじめ、いくつかが目標株価を70ドル～80ドルに設定したというニュースも入ってきていますので、現状の株価から+10％～+20％ぐらいを目安に上昇してくれるかもしれませんね。

あまり期待しすぎても疲れてしまうので、そうなると良いなあぐらいで引き続き見ていきたいと思います。

※前回の公募時の記事になります。