【GoToトラベル】一斉停止も上げ続ける日経平均株価
めーめーおじさんです。
12月14日、菅首相はついにGoToトラベルキャンペーンについて、12月28日～来年1月11日まで一時停止することを発表しました。
様々な物議を醸しだしたGoToキャンペーンではありますが、個人的には一定の恩恵をあずかる事ができました。今年の家族旅行では、数年ぶりに知床まで旅行に行けたのもGoToトラベルのおかげでしたし、GoToイートも使わせてもらいました。
普段は旅行など近場で済ませてしまいますし、外食もあまり行かない我が家で、月に3回も焼肉などの食べ放題を食べに行く事など滅多にありません。
そういった意味では、我が家ではGoToキャンペーンは一定の購買動機に繋がったと言えるのではないでしょうか。
さて、冒頭に触れたように政府は新型コロナの感染拡大を受けて、GoToトラベルを一時停止に踏み切ったわけですが、宿泊・観光産業はいよいよ厳しくなってきたのではないかと感じます。
先日もささやかな贅沢に日帰り温泉を満喫してきたわけですが、週末にも関わらず道内有数の観光、温泉地である登別温泉には人気がありませんでした。
人がいなさ過ぎて自然とソーシャルディスタンスが保てるのは良いのですが、これではいくら何でも経営体力のない宿泊施設は厳しいような気がします。
そして少し気になっているのが、本日も日経平均株価は最高値圏を維持しているという事実ですね。今年の初めに新型コロナが拡大した際にはマーケットは大きく反応していたものですが、既に感染拡大が伝えられてもあまり関係なく株価が上昇している状況です。
象徴的なのはドイツでしょうか。12月13日にドイツのメルケル首相が新型コロナ再拡大を受けて、全土でロックダウンを宣言しました。内容を見ているとかなり強烈ですね。年末の最繁忙期に大きなダメージを受ける業界が間違いなく出てくるでしょう。
しかし、指数は大きく崩れてはいません。既にワクチンを織込みひたすら上昇する相場に移行したという事なんでしょうか。
米国株もどんどん上昇していきますし、バブル崩壊後の失われた何十年を生きてきた私としては、たかだか1年数カ月しか投資家生活をしていませんので、なんだかただただ現在の上昇相場が恐怖でしかありません。だって月を追うごとに着実にお金が増えていくのですから。世間の状況と違った動きをしているわけです。
話が逸れますが、私が子供のころに拓殖銀行が潰れたわけですが、子供ながらに大変な事が起きていることを肌で感じていました。何故ならクラスメイトの数人がその影響で転校を余儀なくされ、学校の先生たちがざわついていた頃を思い出します。
なんというか、あの頃もよくわからないままザワザワした感じがしていましたが、今回もよくわからない不安感が押し寄せています。それこそ、コロナショックの時のような不安感とは違うんですね。
無力な弱小投資家である私としては、今回の上昇相場にただひたすらしがみ付き、乗っかっていく事しか出来ません。どこまで飛んでいくのか？いつ墜落するのか？そういった不安です。
但し、過剰流動性相場と言われる現在の株式相場に乗れているか乗れていないかで、時間がたつほどに格差がますます広がっていくような気もしています。
なかなか株クラの方々のように素直にこの相場に向き合えない自分がいますが、だからこそ何事も慎重に丁寧に資産運用をしていきたいものです。
