【20年3Q決算:プラグ・パワー】PLUG決算後に株価爆上げ!買い増しも決行

めーめーおじさんです。

保有銘柄のPLUG(プラグパワー)が第3四半期決算を発表しました。実は土曜日まで死のロードかと突っ込みたくなる本業の状況だったため、決算内容は確認しつつもブログの更新が出来ていませんでした(泣)。

ようやく今回時間がとれるので、書きたいことが沢山あるのですが、ますはPLUGの決算内容を簡単にまとめておきたいと思います。

収益:1億699万ドル(前比+79.9%)予想〇
EPS:-0.11ドル(前差-0.03ドル)予想×

EPSはアナリスト予想、前年に届きませんでしたが、圧倒的な売上の伸長率です。また、決算資料1Pにもありますが「Reflecting strong performance in the quarter; raising 2020 gross billings guidance to $325M-$330M from $310M」と、請求ガイダンスを引き上げる事を発表しました。

決算資料の中でも「22年の歴史の中でも最高の四半期~」というくだりがあるぐらい、非常に力強い内容だったのではないでしょうか。この第3四半期で4100の燃料電池システム、13の水素ステーションを設置したようですね。これについても計画通りに進んでいるとの事です。

また、同社の主力はマテリアルハンドリング業界になるわけですが、今回のコロナ禍では米国内の食料品のうち30%が同社のフォークリフトで移動しているようです。ウォルマートやアマゾンといった世界的大企業の黒子役として確実に実績を積み上げています。

また、重要事項として、グリーン水素プラントを建設中であり、そのうちの2つは2022年末には完成する予定、また2024年までに全て完成するとのことです。ロードマップを見ていると、全米を網羅するように建設しているようですね。

更に今回は、ヨーロッパ事業とデータセンター事業を強化していくような内容の記載がありました。ヨーロッパについては直近の流れで環境技術に関する投資を促進していくことで、コロナ禍の経済的ダメージを克服しようとしています。即ちそういった分野で大きな市場が生まれつつあるという事ですね。

データセンター用の電源向け製品についても、マイクロソフトなどの主要なデータセンター運用者は、ディーゼルではなくよりクリーンな燃料を使用するようになってきているとあります。これらのニーズを満たす事が出来て、2021年には大規模な電力システムを導入する予定と言っています。

そういえば、1ページ目にリンデと覚書を交わしたと書いていましたね。2021年にパイロットクラス6、8の車両を配備すると書いています。

これがどの程度の大きさなのかはよくわかりませんが、検索するとピックアップトラックの画像が沢山出てくるので、それぐらいの大きさの車両という事でしょうか。

最後に電話会議で出てきたポイントもいくつかまとめておきますが、「2024年までプラントが完全に利用されるようになれば、30~35%の粗利益がとれる」「2021年までにヨーロッパでの売上構成比が10%、2024年までには15%~20%に拡大すると予想する」と言っていますね。

将来が楽しみになる決算発表内容でした

今回の決算を受けて株価は爆謄しています。ついに20ドルと突破し52週の最高値更新を果たしています。上記でまとまりのない文章で列記していきましたが、将来に非常に期待を抱かせる内容だったのではないでしょうか。

主力事業のマテリアルハンドリングについては、大手流通と組むことで今後もネット通販等の拡大が見込め、それにより更なる売上拡大が見込めます。

また先日記事にしましたが、ギガファクトリーの建設や、グリーン水素生産プラント建設、ヨーロッパ事業の拡大、データセンター事業の拡大、さらにはオンロード車両向けの事業拡大と、一つの区切りになる2024年までに様々な種まきを行っています。

現状ではそれらが全て上手くいっているようです。PLUGの注意点があくまで赤字企業ということですが、事業拡大による大幅な売上伸長が続いていることから、いずれ黒字転換して更なる株価爆上げが期待できるのではないでしょうか。

今回の決算発表を受けて、いつもの余剰資金(お小遣い)15000円分をドル転して株式を買い増ししました。購入単価19.5ドルですから、決算直後に買い増ししてから既に+20%も株価が上昇していることになります。

初めてPLUG株を購入したのは約3ドルですから、既にその時の株価からは約8倍まで成長してくれている計算です。しかし、今後の世界的な流れをみていると、間違いなく同社にはハリケーン級の追い風が吹いていることには違いありません。

流石にまだまだハイリスクな投資対象という認識なので、将来の資産形成を考えたら、老後の生活資金のための資金を投入するわけにもいきませんので、ここら辺は自分の投資ルールはしっかり守ったうえで今後も投資を続けていきます。

※前回決算時の記事です。

【20年2Q決算:プラグ・パワー】PLUG水素社会への号砲

 

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