【PLUG】株価大幅下落もホールドを続ける理由→航空産業進出
めーめーおじさんです。
最近忙しすぎてブログを書く時間どころか株価チェックすら適当ですw日によっては株価を見ない日があるぐらい鈍感になってきていますが、9/25も前日比-6%超と大幅下落していたようです。
正直長期投資のガチホを基本としている銘柄なので、これぐらいの感覚が丁度良いのかもしれません。それぞれ投資する上での時間軸が違うので、短期での値動きは雑音で見ないぐらいが良いのかなと思います。
とはいえ本ブログを運営上そうもいかないわけで・・・、最近投資をされた方についてもPLUG株はいかに長期投資が重要かという部分に触れていきたいと思います。
航空産業への進出
上記はプラグパワーのニュースリリースなのですが、内容を要約すると・・・、
・Universal Hydrogenという新興企業と、水素を動力源とした商用飛行機を開発することを発表した
・プラグパワーのProGen燃料電池技術とUniversal Hydrogenのシステムにより、最大1000キロを飛行できるターボプロップ機を開発する
・2024年までに飛行試験の完了と規制承認を受ける
といった事が書かれています。まずUniversal Hydrogenという会社を調べてみると、エアバスの元社員が立ち上げた会社だそうで、そもそも飛行機を作るための会社ではないそうです。
どうも水素燃料を運んだり使用するためのハードウェアを作るのが事業の目的のようで、水素を輸送するための貯蔵容器&飛行機内のガスタンクの役割を果たすポッドを開発したようですね。
そして、プラグパワーは飛行機のプロペラに1.5~2メガワットを生成する燃料電池を供給する形になるようです。
これまで飛行機は化石燃料で飛んできたわけですが、飛行機からでる温室効果ガスは世界の排出量の約2.5%を占めるようですが、リチウムイオンバッテリーは重すぎて飛行機への活用には適さないため、水素エネルギーが動力源として白羽の矢が立っているようです。
先だって世界的航空機メーカーであるエアバス社からも、水素を燃料とする旅客機の2035年までに実用化するというニュースが流れました。
現在はこれまで使われてきたエネルギー(石油、石炭)などから、新エネルギー(太陽光、風力)への転換が続いていますが、個人的には取扱いが難しいと言われますが、安定したエネルギー供給が可能な水素が次世代エネルギーの本命と考えています。
プラグパワーはフォークリフトというニッチな市場で事業を拡大してきたわけですが、自動車や艦船といったレッドオーシャンではなく、ジェット燃料以外に代替えエネルギーが見当たらない航空産業へ参入した意味というのは非常に意義深いものだと感じています。
さて、ここで本題に移りたいと思いますが、上記を読んでいただければわかる通り、予定通りうまく進んでも2024年までは収益には貢献しそうもないんですね。
あのエアバスですら2035年を目途に実用化と言っていますので、まだまだ先の事です。私なんて2035年には50歳を超える年齢になっていますね。
そうなんです。プラグパワーへの投資というのはそういう時間軸で考えるべき投資対象だということです。まだ数年間は赤字垂れ流しで、公募による既存株主の希薄化が進むでしょう。
しかし、さらに数年後に黒字化を達成し、更にその後に水素市場で一定の地位を築き上げる事が出来たならば、とてつもないリターンをもたらしてくれると考えています。
今は期待感で買われているだけの株価ですが、実績が伴って来れば自然と株価は上昇してくるものだと考えています。先の決算で爆上げしたから乗っかってみるという気持ちでは、もともと相当なハイボラ銘柄なので精神的に付いていけなくなるのではないかと感じます。
やはりプラグパワーの将来性に賭けて心中してもいいやと腹をくくってしまえば、どんな雑音が入ろうがホールドが正解だと思います。少なくとも私の投資方針で売却という選択肢は今のところは一切ありません。
一応株価チャートも確認しておきます
1年チャートを見ていますが、コロナショックを除けば50日移動平均線をサポートラインに結局は上昇していることがわかります。過去振り返ると、7月初めに10ドル台まで上昇してから7月末にかけて7ドルまで下落しています。約1カ月で-30%下落したことになりますね。
ここ最近インした方々は、こういった値動きがある意味で普通のPLUG株なのですが、連日大きくマイナスしていると我慢出来なくなるかもしれません。
中にはこのボラの大きさを利用して大きく稼いでいる方もいるかもしれませんが、私にはそういった才能も時間もお金もありませんので、いつか報われるだろうという気持ちでただひたすらホールドです。
まだまだ事業内容は結果が出ているとは言いがたい同社ですが、あまり日々の値動きを気にしすぎず保有を継続していきたいと思います。
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