【MO】アルトリア→Juulで訴えられる
こんにちは。めーめーおじさんです。
私の保有個別銘柄は4銘柄しかないため、暇を見て色々と情報を集めやす状況です。ふと本日も仕事の休憩時間にアルトリアの記事を見ていたところ、アルトリアに対する株主集団訴訟が起こされるようです。以下簡単に内容を記載します(この記事が分かり易かったですね。英文苦手なので詳細は確認下さい)。
・アルトリアは虚偽および誤解を招く発言を行い、以下の事を開示しなかった。
1)アルトリアはジュールへ128億ドルの投資または35%の出資前に、ジュールに対して十分なデューデリジェンスを実施しなかった。
2)結果、ジュールの製品とマーケティングに関係する重大リスク、及びその製品の真の価値を投資家に通知することも説明する事もしなかった。
3)ジュールに対する政府の圧力により、アルトリアのジュールへの投資が、評判と業務に重大な悪影響を与える可能性がかなり高くなった。
4)結果、会社の公的声明は実質的に虚偽であり、関連すべてが誤解を招くものだった
・電子たばことジュールは国全体で公的、及び規制上の精査対象となる。
→19年4月3日、FDAは電子たばこ使用後、子供と若い成人の35人が発作を起こした。このニュースで株価は▲4.78%下落。
→19年8月29日、ウォールストリートジャーナルは、ジュールがインフルエンサーやその他マーケティング手法を使用し電子たばこを未成年に訴求しているかどうか米国連邦取引委員会が調査していると報告。このニュースで株価は▲3.49%下落。
→19年8月30日、FDAとCDCが電子たばこ関連の病気について調査するため協力。電子たばこ製品の使用に関連する病気と発表。このニュースで株価▲1.15%下落。
※こんな感じで時系列でアルトリア株価がジュール関連のニュースで下落していく内容を時系列で列挙。
これらの内容から、連邦証券法違反に起因する損害を回復するためという事で訴訟を起こすとの事です。
まあ今更ですね…
MOで記事を検索すると、色々な法律事務所で同様の訴訟に関するHPを見る事が出来ます。そもそもたばこ会社はこれまでも様々な訴訟を戦ってきたわけですから、過度に悲観的になる必要は全くないと思います。むしろ、これからも訴訟が無くなることはないでしょう。
実際、市場開場後の株価を見ても、▲1.08%(11/16、23:50)と下落はしていますが、この程度なら全く影響がないでしょう。
とりあえず、今回のジュールの減損処理と、これまでのジュール関連の影響による株価下落が株主集団訴訟へ繋がってしまったという事ですね。個人的にはこういった件でも訴訟になるんだと勉強になりました。
一旦は四半期決算で赤字に転落してしまいましたが、先を見据えてバサッと減損処理を行った経営陣の判断は間違っていないと考えていますので、気にせずホールドで良いかと思います。
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